店舗情報

Waffle Cafe ORANGE
当店は開業し20年以上経つワッフル専門店です。
昨年7月、内装工事を行いリニューアルオープンしました。以前の雰囲気を残しつつ、新しい空間で当店ならではのワッフルを味わうことができます。
自慢の味は創業当初から受け継がれ、新たに改良され現在の味に辿り着きました。
私たちはこれからも、新しい「味」と「空間」を追い求め「温故知新」していきます。
ワッフルを食べたくなったそこのあなた。
ぜひご来店お待ちしております。

住所:〒155-0031 東京都世田谷区北沢2-26-21

電話番号:03-5738-5320

営業時間
11:00〜20:00(L.O19:30)
定休日
正月

店主さんの想い

今の仕事のきっかけは、お母さんのお弁当

城田さんの原体験は中学生時代まで遡ります。当時、地元群馬県でバレーボールに打ち込んでいた頃、身体づくりを支えていたのはお母さんが作るお弁当だったそう。冷凍食品を使わずに全て手作り。日々食べるものを大切にするお母さんの想いに影響を受けた城田さんは、食に関連する職業につきたいと考えるようになり、栄養学を勉強する道へ。就職活動を経て、Waffle Cafe ORANGEのオーナーさんにスカウトをされた。

変わらざるを得ないタイミング

下北沢で働き始めたのは2022年4月から。その3ヶ月後に、お店のリニューアルオープンという局面を迎えます。Waffle cafe ORANGEとしては、コロナ禍を2年経験したうえでのリニューアル。限られた予算のなか自らの手で、連日深夜まで内装や片付けなどの作業に追われながら、何とかリニューアルオープンを迎えられたそうです。そして1年後の2023年5月、長く勤めていた従業員が突然辞める事に。今まで調理も新メニューづくりもその方が全てを担っていたため、メニューの引き継ぎや体制の見直しなど、多くの課題に立ち向かう必要あったそうです。

実験を繰り返したどり着いた今

試行錯誤しながら、今のWaffle Cafe ORANGEの形にまでたどり着きました。新体制になってからは、今までのクオリティーを落とさないように、ワッフルのことを今まで以上に研究しながら新商品も全員で開発をしているそうです。常連さんにも、顔見知りのお客さんにも、一見さんにも、新しくつくったものを提供するときはやはり緊張するのだとか。お客さんの反応を見ながら、感想を聞きながら、いつも実験をしていると言います。

大好きなワッフルと地元愛

ワッフル屋として、よりワッフルの歴史を知ってワッフル作りの技術をあげていきたいのが城田さんの現在の想い。珈琲も好きなので、これからはラテアートを学んで美味しいワッフルとラテを提供していきたいと思っているそうです。また、地元愛が強い下北沢の常連さんからの影響もあり将来的には生まれ育った地元でも、地域の人たちと深く関われる居心地の良いお店を開きたい想いが。そんな想いを胸に、日々大好きなワッフルと向き合い続けているのです。

作品名:この空間が「オランジ」の魔法!

※アーティストさんの作品制作にあたっての想い / 経緯は実際の店舗でご覧いただけます。

アーティスト情報

まるさ
絵本作家志望のまるさです。
子どもらしいまあるい雰囲気と、自分自身の子ども心を大切に制作をしております。
普段は「こはぜ珈琲」にて、スタッフとして勤務しつつ、パッケージ等のデザインを担当させて頂いております。
今は兼ねてからの目標でもある「絵本制作」のご依頼を頂いており、年末の完成を目標に制作を進めています!
インスタグラムなどで、進捗などを掲載しておりますので、お気軽に覗いてみてください!

URL:https://note.com/0303317

創作活動への想い

下北沢の街で紡がれる縁

父はパキスタン人、母はフィリピン人のミックスとして日本で生まれた絵本作家のまるささん。下北沢は、何者でもない自分を受け入れてくれる居心地のいい街だと言います。好きなバンドを追いかけライブハウスに通ったり、帽子屋さんで働いたり。今回想いやり展に参加しているこはぜ珈琲とは、3年後新しいお店を出すから絵を描きながら手伝って欲しいと言ってもらえて働き始めるなど、下北沢の街にどっぷりと浸かっているアーティストです。

自分は何者なのか」

まるささんが幼少期から苦しめられている問いだ。外国人の両親の間に生まれ、親の話す母国語も分からない、日本語しか喋れない。繊細な性格もあり、自分が何者なのかわからなくなり、いつの間にか人に見られることも苦痛になっていく。中学校は3年間のうち半分しか通えなかった。そんななか、子供が好きなまるささんは、学校に行かない時間で保育士のボランティアを始める。しかし、ある時気付いた。担当している子どもたちにはそれぞれ両親がいて、子どもたちはその両親の宝物なのだと。大切な宝物に自分は接し続けられれるのか、子どもたちと接することが難しくなっていく。

稲妻が走った瞬間

18歳のときに一人暮らしを始め、様々な仕事にチャレンジしてみたまるささん。自分は何がやりたいのか、今までの人生を振り返ったときに、小さい頃は絵描きになりたいと思っていたことを思い出した。また、本を読むのも好きだった。保育士になることは諦めたが子供も好き。そんなことを考えていた時、全身に稲妻が走る。絵描きにもなれて、本にも携われて、子どもたちに関われるのは絵本作家しかないのでは。歯車が噛み合った。そこから真っ直ぐ走り出した。

「絵本作家・まるさ」として見てもらえるように

絵本作家として活動してきた今、自分のなりたい姿に一歩ずつ近づいてきているようです。大好きな街下北沢でアトリエを持ちたいという想いも持っている。「自分は何者なのか」という問いと共に生きてきたまるささんだからこそ、まるささんの絵には温かさが宿り続けているのでしょう。

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