店舗情報
焼肉仲間と共に生み出した”タレを育てる”という当店ならではのジャンルのB級グルメ焼肉をどうぞ♪
店主さんの想い
飲食店の世界へ
下北沢で3店舗経営されている後藤ご夫婦。旦那さんの宏尚(ひろなお)さんと下北沢育ちの麻里奈(まりな)さんのお二人。
宏尚さんは幼稚園の卒業文集に仲間が集まれるお店を作りたいと書いていた。
まるで予言書の様に現在は3店舗経営しているのだが、宏尚さんのスタートは、大学生の時アルバイトで始めた飲食店。
開店そして別れ
アルバイトから正社員になり、その後は小さくもこだわりのあるお店の数々で経験を積んだ。
2010年にabillを開店。フレンチカフェを始め、4年が経った頃仲間との方向性の違いで別れ、abillを買い取った。これがお二人の一番の転換期になったという。
転換期〜コロナ禍
ランチ営業をやめて、フレンチカフェから自然派ワインが楽しめるビストロへと業態をガラッと変えた。これまでの馴染みのお客様が来なくなり、「しばらくはかなり集客に苦労しました。店頭の植木を電飾でかざったり、DJブースを作ったり、以前とは違う“自分達の想い”を優先したお店作りに着手したんです。」と語る宏尚さん。
その結果、近くに住む方を中心に地域に根ざした新しい客様が集う新しいabillが完成した。
それから4年で2号店となるDAMIANを開店。色々なことがいい流れで進んでいく様に思えた2020年。世界をコロナが襲った。「先が全く見えない中、まずは借り入れに走りました。何が起こってもいい様に準備しなきゃと思ったからです。妻の麻里奈も自分で出来ることを、と下北沢のクラウドファンディングを立ち上げました。仲間と助け合いながら、仲間も守るために、ただコロナ禍の終息を信じて、次のステップを見据えてじっと力をためました。SUZUROの人気メニュー、【瀬戸内直送の無農薬レモンサワー】もこの頃に誕生したんです。」と語る宏尚さん。
コロナ禍を乗り越え
2022年9月、3店舗目「SUZURO」をオープンした。お店の“監督”を務めるニッチローと宏尚さんは25年来の親友。夜な夜な「いつか必ず何か一緒にやろう!」と夢を語り合ってきた二人。「ニッチローとは共に、つらい思いを経験し、乗り越えてきました。これまでも家族や友人に助けられてきたので、今後も人との出会いと御縁を何よりも大切にして、共に成長していきたいです。」と語り、宏尚さんの想いの強さを感じた。
作品名:肉浴(にくよく)
※アーティストさんの作品制作にあたっての想い / 経緯は実際の店舗でご覧いただけます。
アーティスト情報
昭和レトロな世界観が得意で、躍動感溢れる人物や肉汁したたる食べ物の絵に定評があります。
画材は主にアクリルガッシュ、時々墨汁、デジタルも。書籍や広告向けに絵を描きながら、「はしびろや」の名で雑貨ブランドも展開。
慶應義塾大学動物考古学専攻卒。システムインテグレータの日鉄ソリューションズに9年在籍後、青山塾に入塾、受賞を機に今に至る。
創作活動への想い
誰でもできること
小学校から私立へ通い、大学までずっと絵とは全く無縁の学生生活だった鴻 奈緒(はしびろ なを)さん。
その後卒業して普通に会社に勤め営業職をしていたが「これって誰でもできる仕事、私でなくても良い」と沸々とした日々を過ごしていた。
仕事の間に本屋で過ごしたのですが、絵本が面白く、子供向けから大人の読む絵本まで読み漁り、やがて絵本作家になりたいと思うようになっていた。
やりたいことをやる
絵を描く仕事をしたいと自分の周りを見渡したが絵の相談できる人がおらず勉強方法がわからなかった。それからはNHKの講座を受けたりスクールに通ったりと散財をしながら手探りに道を探していた。
会社では広報へ移動するが同じく誰でもやれる仕事で、自分が行かなくても会社は回ると思うと全てが億劫になり、朝は遅刻しがちになった。その後心療内科を受診すると心身ともに健康という診断が下された。私のやりたい事は会社にはないとすっきりした。やりたいことをやろう。
自分らしさ
退職をして、以前雑誌で目に留まったイラストレーター養成塾の夜間へ3年通った。2週間1回の授業で仕事しながらでも通えたが、自分は複数の事を同時のこなせるタイプではないので絵を描く事に完全にシフトした。
塾ごとに教える絵に特徴があるのですが、その塾の特徴は自分の描きたいものとは違った。課題の講評ではコメントすらもらえない事が多く、段々講評される事がどうでも良くなり、ある時、自分の好きな浅草の屋台や地元のお祭りの絵を描いて提出した。そうしたら初めてコメントをもらえた。しかもポジティブなコメントを。これで良いのかと戸惑いもあったがそれが自分のスタイルだったのかも。
生きた証
常に、他の誰でもよい代わりのきく事はしたくない。自分らしさを求めてきた鴻 奈緒(はしびろ なを)さん。色々と悩み手探りで自分の道を探して、今では自分らしさがあるタッチに辿り着きました。
これからも自分が生きた証を残せる絵を描きづけていくそうです。
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売上の一部が、アーティストに還元されます。
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