店主さんの想い
これまでとこれからへのリスペクト
もともと「アジアのどこかにある立ち飲み屋」というお店のコンセプトだったが、新しいコンセプト提案を求められることとなる。
そこで提案したのが「古き良き下北沢」だ。
下北沢は飲食も歴史が長く、今でも老舗と呼ばれる店舗は多く残っている。だが自分たちのような新しいお店もこの古き良き下北沢の地で一手間加えながらこれからの居酒屋文化を今を生きる僕らが進化させていくという使命があると考えた。
若い世代からこれまで続けてきた人たちへの尊敬と、古き良きを重んじる方からの新しいアイデアへの尊敬。そんな「温故知新」という想いを込めて、ニューコンセプトは誕生した。
変わっていく世界の中で残したい「変わらないもの」
飲食をやっていく上でコンセプトやメニューのリニューアルは時に必要になる。
だが、これからの「立てば天国」は「変わらないもの」を残したいという。
今きてくれている常連さんも、もちろん一見さんも、変わらずにいつでも来れるよう、みんなのいつでも帰ってこられるひとつの”居場所”となれるよう、変わらず存在していたいと。
※アーティストさんの作品制作にあたっての想い / 経緯は実際の店舗でご覧いただけます。
創作活動への想い
日常にアートのあった幼少期
和歌山県生まれの弱冠22歳。
3歳のころ絵に出会い、切り絵や貼り絵などにも興味を持ち始める。
時間のかかることでも集中して取り組むほど熱中した幼少期を過ごし、学校生活が始まってからもいつもノートの端には絵があったという。
自ら選んだマイノリティ
進学校だったのでかなり勉強にも力を入れており、周りの友人も大学受験に勤しむ毎日。
このまま普通に大学に行き、普通に就職するのだろうと考えていたが、自分は本当にそれでいいのだろうかと悩み始めたのが高校3年生の夏。
そこからずっと興味のあったデザインを学ぶべく美術大学へと進路変更。
美大に行きたいという生徒は進学校の中では1人だけだったという究極のマイノリティの中、親の反対を押し切り進学した。
料理とデザインは同じ
無事合格したあと、進学しデザインを専攻。そこでデザインにどっぷりハマることとなる。
デザインは料理や飲食店と同じ。ちゃんと下ごしらえや仕込みをしてコンセプトを考えなくてはならなかったり、どう見せるのか、どう売るのか、なぜ売れないのかなどをちゃんと観察や分析をしないといけない。もちろんそれが苦しい瞬間もあるが、デザインに関する知識だけでなく、社会情勢のことを知ったり、頭を使わないと完成されないデザインの”深さ”と”おもしろさ”に魅了された4年間となった。
これからの未来
自分の活躍できる場所で「何者かになりたい」と思い描いていた高校時代から、デザインを学び、現在はデザイナーとして働く。
始まったばかりの社会人生活にはもちろん漠然とした不安もあり、暇になると感じる恐怖もあるという。
ただ今の自分にできることは、ひたすら手を動かして挑戦し続けていくこと。今からどれだけ成長できるのか自分との闘いが始まる。
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