YUMMY BURGER × 河原 麻衣

店主さんの想い

やりたい事からやれる事へ

出身は広島で、元々音楽活動をしていた。音楽を始めたのは小学生くらいから。バンドマン時代に生活を支えるために、飲食店でアルバイトを始めた。所属していたバンドが解散し、23歳くらいで音楽活動を辞めることを決心した。小学生から続けていた音楽活動だったから辞めた時はこれから何をしたら良いのかわからず2ヶ月無になった。それでバイクで日本一周の旅に出て、知らない人と出会い話をする事で少しずつ心の無が消えていった。旅から帰った頃には自分の中で整理が出来ていた。
これからは、やりたい事からやれる事へ。
頭を切り替えて青山のアメリカンダイナーの店の調理場に就職して料理人として10年以上経験を積み副料理長まで勤め上げた。

独立して見えるもの

コロナ前くらいのタイミングから、独立したいと考えるようになり、独立のタイミングを見計らっていた。下北沢でたまたま居抜きの良い物件を見つけて開業した。
お店のロゴとか、内装とかもこだわっている。英語のyummyと、日本語の病みつきを掛けてお店のロゴに月のマークを入れている。
料理をすることがただ純粋に好き。好きが高じて、そのまま仕事になったような感じなので辛いと感じることはあまりない。料理を研究し、仕事に時間を費やすことに対して、苦だと思っていない。どうやったらお店や料理が良くなるかを考えるとむしろワクワクする。大きなレストランで働いていた時は、分業が成立していたため、自分がお客様の喜ぶ顔を直接見ることは少なかったが、今は自分が作ったものを食べて、喜んでいる人を見ることが出来るので、とても嬉しい。

挑戦を続ける事

5年後の夢としては、今よりもお店の規模を大きくして、より多くの人に食べてもらいたいと思っている。お店の形態も、ハンバーガーだけに拘らずに、カレーや沖縄料理屋、韓国料理など様々なものに挑戦したい。一方で、クオリティは落としたくないため、チェーン店化は考えていないと語る尼崎さんでした。